近年、成長著しい業界と言えば『 ロボット』や『人工知能』といった業界ではないでしょうか。
10年後には、今当たり前としてある職種が人工知能を搭載したロボットに変わり無くなっていくだろうとさえ予想されています。
飲食業界は接客業だから大丈夫!?
飲食業界は接客業だから安心と思っていたら、それは甘い考えなのかもしれません。
何故なら飲食店の経営者は常にコストダウンを考えています。店長ともなれば常に頭を抱えるのが人件費ですね。万年人手不足と言われる飲食業界ですが、人手が必要な時は大体決まっています。週末や繁忙期と呼ばれる時期ですね。
ただ繁忙期に人を増やしても繁忙期を過ぎれば、人件費の高騰により人件費を削らねばなりません。そうなると稼げないアルバイトは辞めていきますし、負担の掛かる社員も退職していきます。そしてまた人材不足となっていきます。
もちろん求人広告を出す訳ですが、それも多額の費用がかかる訳です。しかし離職率の高さから常に求人広告を出している飲食店も少なくありません。
では離職率を改善するよう努力するべきでは?と思いの方もいるでしょう。しかし長く勤めていれば、給料も上げていかなければなりません。飲食店によっては離職率を改善する事は考えず常に新しい人で運営出来るようにシステムを作り込み、高給取りを生み出さないようにしている飲食店もあるとか。。。
経営者の立場になって考えてみると?
もしあなたが経営者だったらどう考えるでしょうか?人材不足に悩み、人件費に悩み、離職率が改善されたとしてもそれはお店を経営している上で永遠につきまとってくるものです。
今では多くのお店がポスレジを導入していますよね。昔は大手チェーン店くらいしか見なかったですが、導入コストの低下により導入する個人店も増えています。
そして予約台帳システムの登場により紙に書いていたものが全てタブレットの中に情報として入るようになりました。インターネット予約も普及しており電話で予約からネットから飲食店を予約する割合も増えています。
飲食業界も数年前とは明らかに変わっているのです。
この先、レジ打ちはロボットに、席の案内はロボットになんて時代も来るかも知れません。いや来ると予想されているんです。経営者からしたらこの上ないコストダウンなのですから。
飲食店の未来は
この先、飲食店のあり方も大きく変わっていく事が予想されます。
自分は料理人だから大丈夫なんて考えが甘いですよ。もう既に料理ロボットも実用化されているのですから。
レシピを覚えさせる事により一流のお店の味を再現するなんていうのはもう出来る事なのです。もしかしたら10年後、車って昔は人が運転してたの?なんて時代と共に、昔は人が料理を作ってたんだよって時代が来るのかもしれませんよ。。