【飲食店あるある】飲食店を辞めたいと思う瞬間ランキング!【社員・店長編】

飲食店で働いた事のある方ならアルバイトだろうが社員だろうが一度は思うはずです。『今すぐにでも辞めたい!!!!』

今回は店長や社員ならではの辞めたい瞬間を個人的にランキングにしてまとめてみました。(何の為に??)

特に意味もないランキングですが、店長(社員)やってる方が「分かるわぁ~」とストレス発散なり、何かを変えるきっかけになってくれたら幸いです。

さぁそれではいきましょう!飲食店を辞めたい瞬間ベスト5!

飲食店を辞めたい瞬間 第5位『客とのトラブル』

飲食業だけでなく、全てのサービス業の宿命。お客とのトラブル。

「お客様は神様」一体誰がこんな事を言い出したんでしょうかねぇ。。。

金を払うんだから、何をしてもいい。何を言ってもいい。客側があまりにも店員を見下している。。そんな世の中の流れ。。。店員が何か反論しようものなら全力で潰される始末。

何でもかんでも頭を下げる日本のサービス業はちょっとやりすぎのような気がするんですよね。。。

ちなみに、、、デートの時に店員さんに優しい男性は女性の高感度が上がるらしいですよ~。確かに「店員に態度が悪い」「クレームは言ったもん勝ちだ」みたいな男はデートの印象が良くても、いつかボロを出しますしね・・・

でもでもでも実際問題、本当にたちが悪いのは女性のクレーマーだったりするんですけどね!

飲食店を辞めたい瞬間 第4位『職場の人間関係』

どんな事も突き詰めれば人間関係って事にはなるんですが、、サービス業のしんどい所は、お客さんとの人間関係にも悩みさらに職場での人間関係にも悩まなくてはいけないところ。

ましてや、店長にもなると「お客」「従業員」「本社」とトリプルパンチですから・・・

社員、アルバイトの不満を受け止めて、お上からの無謀ともいえるノルマと戦う。店長という役職は想像以上にしんどいものです。

私の場合、要領のいい社員なんかいるとストレスがMAXになってしまうので、本来店長には向いていないのでしょうね。

普段、やる気もなく仕事はしない。でもその適当さがアルバイトの心を掴み支持を得る。会社のお偉いさんが来た日にはそりゃ~まぁ普段とは180度人間が変わる変わる(笑)

正直、こうゆう人間が飲食には向いてるのかな?なんて思ったりもしましたね。そうゆう人間をしっかり見極められるお偉いさんが居ればまた違う気持ちになったんでしょうけどね・・・

飲食店を辞めたい瞬間 第3位『会議・ミーティング』

逆に会議(ミーティング)が好きだって方がいればお話を聞きたい。。。それくらい飲食店の社員をやっていて会議ほど憂鬱な事がありません。

大抵、会議というのは本社がやりたい事で現場の人間は会議への出席を嫌がります。もちろん必要な事というのは分かってますよ。会社の方向性を社員、アルバイトまで浸透させなければいけませんし、チェーン店ともなれば、メニュー作成も商品開発部が行ってる訳ですから会議の必要性は十分分かっています。

しかし、時間がね・・・

飲食店は拘束時間・労働時間が長く、居酒屋業種だと昼夜逆転の生活を強いられています。その中での時間外での会議の辛さをもっと声を上げるべきだと思うのです。

『店舗ミーティングの為、本日は〇〇時に閉店します』

こんな日を作ればいいじゃないですか、何も朝から夕方までの勤務の人に合わせて会議を開く必要はありません。売り上げを作っているのは現場の人間なんですから、現場の人間に合わせるべきだと私は思います。

現場の人間をもっと大事に労わらないと飲食業界へ進む若者はこの先もっと減るでしょうね・・・

飲食店を辞めたい瞬間 第2位『プライベートの時間の無さ』

飲食業の退職理由で最も多いのがプライベートの時間の無さですね。

飲食店の求人を見ると、そこまでの過酷さは感じませんが、表記上そう書かないといけないだけで、実際はどこの飲食店も重労働です。

「休みを選べる」「土日休みで家族サービス」なんて書いてある求人もありますが。。「はぁ~?」って感じです。そんな事がありえるのなら飲食店がブラック企業なんて言われないって。

飲食業は「友達とも時間が合わない、家族とも時間が合わない、土日祝はガッツリ仕事だよ~」くらい書いておいた方が潔いですわ。

そして、拘束時間の長さ、労働時間の長さは飲食店の利益率を考えると中々改善するのは難しい問題でもあります。

飲食店全体でこの「安さの追求」の流れを真剣に考えていかなければ、従業員の勤務体制、給料体制は変わっていかないのかな?と思っています。(薄利多売でいくら頑張っても儲かるのは経営者だけですしね)

こちらも読んで見て下さいね。

【居酒屋あるある】社員、アルバイトを悩ます飲食店の従業員の悲しい瞬間

2017.07.12

年間休日が13日の悪夢!ブラック飲食店から転職して分かった事

2017.05.02

飲食店を辞めたい瞬間 第1位『人手不足』

飲食店で働いてて、一番辛いのは個人的に「人手不足」です。。。

飲食業という商売は、人が多くても人件費赤字を出してしまうし、少なければ現場は回らず売り損、そしてクレーム増へと繋がってしまいます。

店長(社員)ともなると、一番の仕事がシフト管理と言っても過言ではないくらい、毎日シフトで頭を抱える事になります。

社員を少なくし、アルバイトで回す事によって利益を確保する今の飲食業界のシステムは、毎日が綱渡り。気が休まる日はありません。

アルバイトを多めに配置すれば、客の入りによってアルバイトを帰す処置を取らなければなりませんし、少なめに配置した時に限って、急な休みによって現場が回らなくなる時も・・・

待ちに待った休みにも、アルバイトが休んだとなれば出勤しなければならない事だってありますし、年中無休のお店ともなれば、店長も年中無休みたいなもんですし。

そして、近年のブラック企業、ブラックアルバイトのような言葉が出て来た事によって、飲食店の求人は悲惨な事になっています。

どの求人をみても飲食店ばっかり・・・

毎日5人のアルバイトが必要となれば、そこまで難しくないですが、毎日必要な人数は違いますので、出来るだけ多くのアルバイトを抱える必要があります。

まぁどれだけ抱えても、GW、お盆、年末年始、ともなれば全員休みなんて事もありますし、飲食店のシフトほど難しいものはありません。

私が以前、お正月にチェーン店に食事に行って、100席ほどのお店を社員(恐らく店長)一人で営業してたのを見た時には、悲しくてしかたがなかったです。飲食店の社員は責任感が強い方が多いので、無謀な営業をされてる方も多いんですよね。

もしかしたら、飲食店に向いてる人って、「こういう理由で本日は営出来ません!」ってはっきり言って閉めれる人なのかもしれませんね。。。

最後に

あくまで個人的に飲食店の嫌だなってところをまとめてみましたが、どうだったでしょうか?

アルバイトの方は、アルバイトならではの嫌なところがあると思いますし、社員の方でも違う思いをお持ちの方もいるでしょう。

ただ一つ言える事は、責任感が強いが為に無理をし続けるのはやめるべきです。

大手チェーンも深夜営業を止めるなど、飲食店の労働環境の改善に動き出しました。それはSNSの普及により、個人の声も世間に届くようになったからです。

労働環境を変えるのは一人一人の声です。無理して辛いのを一人我慢する時代じゃもうありません。飲食業界も大きく変わっていく事を祈るばかりです。