飲食店の転職事情 人生は一度きり自分に合った働き方を

飲食店の離職率については、ご存知の通り非常に高い数値となっています。離職率が高い理由として『休みがない』『労働時間が長い』『給料が安い』など理由は様々です。
飲食店をある程度経験し、経営目線で見られるようになると、休みの問題や労働時間については理解が出来なくもなかったりするんです。

給料に関しては上げれるならしっかりと上げたほうがいいとは思いますけどね。どれだけ経営陣が利益を求めるかにもよりますが。。。まぁ正直な話、給料にしても休みにしても一番いいのは自分でお店をやる事です。

 

自分でお店を出せば、休みも時間も給料も自分次第なのですから。ただ自分で出す以上、全ての責任は自分にあるので雇われているより厳しい現実が待っているのも事実です。
例えばこの時期だとインフルエンザが流行していますが、もしインフルエンザにかかったら最低でも5日はお店を休みにしなければなりません。この1月と2月は飲食店は通常営業していても赤字の可能性がある厳しい月です。そこでさらにお店を閉めるとなると・・・赤字は目に見えていますね。。

飲食店の転職

今現在、飲食店にお勤めの方で転職を考えている方も多いと思います(独立についてはまた別途記事にします)
転職にも二通りあります。

  1. 違う飲食店に転職する
  2. 飲食店以外の業種に転職する

違う飲食店への転職を考えている方

まず、転職理由をしっかり考えて下さい。

将来独立を考えているのであれば、ある程度数字も見せてもらえる環境と飲食店の経営を学べるのが一番ですよね。もちろん独立志望の方はやりたい業種の職場についていると思うのでそこまで転職は考えていないかもしれませんね。

 

独立を考えていない方の転職理由は何でしょうか?休みでしょうか。給料でしょうか。将来性でしょうか。私が言える事は転職を考えている時点で転職した方がいいという事。
日本には星の数ほど飲食店は存在します。飲食店を何件も転職しても正直、転職活動に影響はあまりありません。色んなお店の経営を学びたかったとでも言えば問題ないでしょう。

ちなみに飲食店がきつくてすぐ辞めてしまうってのは問題外ですよ。そこは一番重要視されているところでもありますから。

今の飲食店がきついから転職をと考えている方は、違う業種への転職を考えるべきかもしれません。

 

飲食店できつくない飲食店はないといってもいいでしょう。逆にきつくなければお店が危ないとも言えるかもしれません。まぁ一日13時間労働で月4日休みとかなら普通にあるでしょうね。月4日も休みが取れないようなら転職するべきだと思います。

飲食店以外の業種に転職する

これが正直一番難しい。

飲食店は未経験でも学歴が無くても就職出来る職種です。飲食店で10年経験を積んでいますと言ったところで就職出来る異業種ってほとんど無いんですよ。

飲食店での経験ほど飲食店でしか通用しないものってないですから。

考えてもみて下さい、ドリンクの複数オーダーが入ってどこから手を付ければ早く出せるか?とか、ここのテーブルを回転させるから次の予約取ろうとか。頭の回転や状況判断に優れているといっても飲食店の世界でしか通用しない訳です。

年間休日が13日の悪夢!ブラック飲食店から転職して分かった事

2017.05.02

最後に

一度の人生です、楽しんで生きれる環境を求めて転職するのは素晴らしい事だと思います。

辛いのに我慢して最悪の結果になってしまうのはあまりにも悲しい事。

自分にあった環境を見つけるのも、仕事をする上で重要な事なのです。「今まで飲食店で働いて来たけど違う世界も見てみたい」素晴らしいと思います。違う業種で頑張りたいという熱意と情熱、そして努力。それがあるなら新たな道も開けると思います。

今の仕事場行きたくない。そんな気持ちで今日も働いている方。人生は一度きり、どんどんアクションを起こして自分の大好きな場所を探して下さい!