今や利用者数も日本で断トツの飲食店ポータルサイト『食べログ』
飲食店の立場から言うと、天使にも悪魔にもなるサイトという印象は拭えないのですが、飲食の道へ進んだ以上無視する事は出来ないサイトなのは間違い無いでしょう。
食べログの問題点
食べログと飲食店のバトルは度々起きてますので、ご存知の方も多いでしょう。食べログの特徴は何と言っても点数です。飲食店を星と点数で評価するシステムは他のポータルサイトには無い特徴となってます。
しかし、その点数が元で飲食店とのトラブルも絶えないのが現状です。また、食べログは契約してもしなくても、お店のページは存在し点数を付ける事が出来る為、隠れ家のように飲食店を経営し、常連さんを大事にしているなんてお店には迷惑な話というのも分かります。
食べログの利点
先日、お話した『ぐるなび』とは違い食べログは個人的には集客する上で非常に魅力のあるサイトと思ってます。
無料で使えた頃から考えると、食べログも変わってしまったなぁ〜といった印象を受けますし、段々と有料プランも複雑化しており、お金をかければ露出が増えるといった他のポータルサイトと同じような感じになってしまったのが残念ではありますが、個人でお店をやる場合は食べログは大きな武器になるというのは間違いないです。
食べログは3.5点がボーダーライン
食べログは基本3.0点からスタートし、クチコミが入る度に食べログ独自の計算方法により点数が上下していきます。
食べログのレビュアーは基本的にチェーン店を評価しないので、個人店や小規模で運営しているお店は、点数が上下しやすいです。
私が手掛けたお店での経験談ですが、立地も悪く、お客さんがふらっと入って来るような雰囲気でもないお店でも、努力とお客さんに対してしっかりサービスする事によって3.5点は狙える点数です。
そして3.5点を超えると予約件数も集客も世界が変わっていきます。
個人でお店を経営している人は、点数なんか付けられたくない。常連さんを大事にしたい。色々な思いがあるでしょう。しかし、食べログを使いお店を探すユーザーが月間約7000万人いるとなると、どうでしょう?
無視出来ないですよね。飲食店は冬の時代。集客出来なければ、すぐにお店は潰れてしまいますから。
食べログで美食家を集客
食べログは個人店にはとっても魅力的なサイトというのは先ほど説明しましたが、集客に困ってる店長さんやオーナーさんは食べログに全てを集中するくらいの気持ちで取り組むのもありだと私は思います。
食べログのプランを見直し、カメラマンに頼み写真を綺麗に取ってもらい、お店のうりをしっかりアピールする。食べログのページを魅力的なものにすれば、食通の方々はお店に足を運んでくれます。
そしてしっかり心のこもったサービスで喜んでもらえれば、結果は必ずついてきます。
最後に
飲食店は、お店の規模や料理のジャンルでも広告媒体の使い方は変わります。
今回の食べログでは席数が大きく、安さを売りにした飲み放題居酒屋のような業態は集客するのは、難しいという事です。
集客を極めるという事で飲食店はより面白いものとなります。どんなに美味しいものを作っても集客出来なければ意味がありませんから。