飲食店を経営、運営している限りずっと頭を悩ませ続けるものが集客という問題。
現在では、集客する為の媒体やSNSの普及により色々な方法でお客様にアプローチ出来るようになりました。
ぐるなび
飲食店の情報を扱うポータルサイトの草分け的存在のぐるなび。20年以上の歴史を持ち、全国で加盟飲食店は約6万店舗というからその存在は飲食店を経営する上で無視出来ないでしょう。
ぐるなびの料金は?
ぐるなびに対抗するのが、ご存知『食べログ』ですね。しかし、飲食店の立場から言うとぐるなびと食べログは全く集客に違いがあります。
ぐるなびは、基本ページ(お店のページ)+特集という料金スタイルですので、お店のページを維持するにもお金はかかります。そこに、毎月ある特集にお店を載せるかどうかと言うのを担当と打ち合わせしながら、集客していく流れとなります。
この特集というのが曲者で、枠の大きさ、特集の本数で金額が変わってくるのですが、はっきり言って月100万円とか普通にかけることが出来るのです。
ぐるなびとマッチする飲食店は?
私は今まで大型店から小さな個人店まで数多くの飲食店の経営に携わって来ましたが、ぐるなびを効果的に利用するには、ある程度の席数は必要です。
個人的な見解では、お店の席数が10席みたいなお店では、ぐるなびを効果的に使う事は難しいと思います。やはり5ぐるなびを利用するのであれば50席は欲しいところです。
これには理由があって、ぐるなびで集客するには特集の本数、サイズが重要となって来ます。
10席ほどの小さいお店だと広告にかける事の出来る予算はそこまで多くはないと思います。特集を数打てば月の広告費は10万〜を軽く超えて来ますから。しかし大型のチェーン店など席数があるお店は、それだけ月の売り上げもありますから、広告費として使える予算も大きくなります。
ここがぐるなびで大きな問題となっている部分で、正直個人でやっているような小さなお店ではぐるなびで集客するのは非常に難しいと言えます。なぜなら大型チェーン店は大きな枠を〇〇〇万円の予算で毎月抑えていますので、数万円かけたくらいで露出は出来ないのです。
そして、ぐるなびの魅力は何と言っても団体客の集客でしょう。幹事さんが使いやすいような作り方をしていますし、宴会プランを充実させる事により費用対効果の高い集客が出来ます。
まとめ
団体客、女子会、宴会など大人数の集客を可能にしてくれる「ぐるなび」は飲食店経営には欠かせないサイトであると言えるでしょう。
「ぐるなび」で集客を考えている方は、まず宴会・パーティプランを充実させ、他店がやっていない面白いプランなど考えて打ち出す事で大きな集客が可能となります。しかし、先ほども言った通り「ぐるなび」で集客するのにはそれなりの予算がかかるのを忘れてはいけません。しっかりお店の数字を把握し予算組みをした上で広告を打ち出す事をおすすめします。