アルバイトをした事が無く就職をするというのは珍しく、誰しも一度はアルバイトの経験をした事があるのではないでしょうか。
そしてアルバイトと言えば飲食店というくらい、アルバイトの求人紙には飲食店の求人が溢れています。居酒屋のような業態だとアルバイトは大体夕方から夜にかけて募集をしている事が多いですから、学生の方や昼間は自分の時間を過ごしたいフリーターの方には働きやすいと思います。
居酒屋とざっくり言っても、個人店のような小規模で運営をしているお店と、チェーン店のような全国展開しているようなお店ではどちらが、働きやすいのでしょうか?
個人店の特徴
お店の席数もそこまで大きくないお店では、店主の人柄もあり常連さんが多かったりアットホームな職場が多いです。仕事面もアルバイトはあくまで補助的な仕事になるので、洗い物や料理を運んだり店主をサポートするような仕事が多いですね。
もちろん慣れてくれば、色んな仕事を任せてもらえますし、自分が飲食の道に進むのであれば、個人店は勉強になる職場だと思います。
ただし、小さな個人店ではアルバイトの人数も少ない為、急に休みが取りたくても変わりがいなくて休めないといったデメリットも存在します。そういった面でも休みずらいとも言えるかもしれませんね。
後は給料面。個人店ではそこまで経理をしっかりやっているお店も多くはないので、給料が手渡しなんて事もあります。確定申告の際源泉徴収票を下さいなんて言わないともらえない。その辺の金銭面もしっかりしてるか面接の際も聞いておくのも重要かもしれません。
チェーン店の特徴
全国展開しているようなチェーン店の大きな特徴は、アルバイトが主役だという事。100席ほどの大きな店舗でさえ社員は1~2人ほどで後はアルバイトで運営されています。社員の仕事はアルバイトの管理といってもいいかもしれませんね(チェーン店の社員については別の記事で)
その為、キッチンもホールもしっかりとした仕事が必要となります。ですのでバイトミーティングなどアルバイトとはいえしっかりとした教育をしている企業がほとんどなのです。
大きい店舗だとアルバイトの人数も20人~30人在籍していますので、シフトの都合も付けやすいのもチェーン店の特徴と言えるかもしれません。
給料面はチェーン店は大手企業が運営している事もありしっかりとしているのは安心できますね。深夜時給もしっかりしてますしその点はチェーン店は素晴らしいと思います。
アルバイトをする目的は?
大事なのはアルバイトをする目的です。単にお金を稼ぎたいのであればシフトに入りやすく深夜時給の高いチェーン店をおすすめしますし、いつか自分のお店を持ちたいと考えてる人は個人店で飲食店経営を学ぶのがいいと思います。
チェーン店は飲食店経営という面では特殊なのでチェーン店のような多店舗経営を目指すのであれば勉強にはなると思いますが、自分で独立を考えるには不向きだと個人的には思います。
でも多くの方は空いた時間でお金を稼ぐという事が目的だと思いますので、働きやすい環境で選ぶのが一番だと思います。あんまり大勢の人と絡みたくないって人は個人店のアットホームな雰囲気が合ってると思いますし、同年代の人とわいわい働きたいって人はチェーン店もいいと思いますよ。
ただ一つ言える事は、無理して続ける必要はないという事。バイトに全てを押し付けるような辛いバイト。ブラックバイトなんて言葉も近年出来てしまいましたが、そんなバイト先はすぐ辞めてしまえばいいのです。優しい人は我慢をして続けてしまったりしますが、お互いにいい事ないですから。
全国には飲食店は星の数ほど存在するので、自分に合ったアルバイト先を選ぶのも大事な事だと思いますよ。