【飲食店・飲食業】就職・転職するならチェーン店はやめろ!その理由とは?

大型連休真っ只中。そして本日で平成も終わり令和へと変わりました。

今現在飲食店で働いている飲食人にとっては大型連休なんか迷惑なだけだとはよく聞く話です。しかし、そう思っていると人が多いという事は、本当に従業員にとって働きやすい飲食店に出会ってないのかもしれません。

高級店をオススメする理由

飲食店への就職を考えた時に、まず思いつくのが、名前の売れているチェーン店に就職する。ですね。

確かに大手には大手の良さはあるかも知れません。ただそれは本社勤務であればの話。現場の人間から本社へのルートがしっかり用意されている会社なら悪くはないですが、ほとんどの所は現場止まり。

そしてチェーン店というのは店舗を増やして利益を上げていく訳ですが、大体数年で頭打ちになります。そうなると不採算店舗の閉店など規模を縮小していきます。という事は現場の社員なんて都合のいい使い方しかされないのです。

経営を覚える?料理を覚える?いやいや、、、覚えれるのはアルバイトの管理と発注、本社への売り上げ報告、対策などの報告くらいなものです。

高級店を勧める理由①

会社が大きければ休みがしっかりしている。普通ならそう思ってもしかたがありません。

しかし、飲食店というのは超薄利多売。激安チェーンであれば超超薄利多売です。
ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休でも店を開ける理由は、休んでるほど飲食店は余裕はないという事なのです。

深夜営業、24時間営業、年中無休、当たり前のように飲食店は営業していますが、大抵大型店でも社員は1人か2人で、ほぼ全てをアルバイト運営で行う事により利益を確保しています。

考えてもみて下さい。本社の営業に関わらない高給取り社員の人数がどれだけいるか・・・薄利多売の飲食店でそんな経営を成り立たせるには、現場をブラックにせざるをえないのです。

高級店を勧める理由②

近年、年中無休の取りやめ、深夜営業の廃止など大手でも動きがありますが、正直それが当たり前です。

大型連休でアルバイトも集まらず、社員が泣きながら営業し休みも取れず、連休が終わってもまた通常営業。そんな飲食店が続く訳ありませんから。

だからこそ私は高級店や個人店を勧めています。定休日を設ける、時間に無理がない、経営を学べる、自分の将来に向けていい勉強が出来る環境がありますから。

そして、飲食店で稼ごうと考えているなら自分の店を持つ。これしかありません。飲食業界でずっと生きていく決意をしたなら、自分の将来のビジョンをしっかりもって就職活動をすべきなのです。

最後に

私はチェーン店が合わなかったので偏った見解になってしまっているのは申し訳ありませんが、人によってはチェーン店最高って人もいるかもしれません。こればっかりは働いてみて!としか正直言えません。

ただ私が、チェーン店時代を振り返って思い出すのはシフト、シフト、シフト・・・

今日忙しいのにアルバイトがバックレ。急に明日休みたいと言い出すアルバイト。大型連休に誰も入ってくれない。常に人の事ばっかり考えている毎日。それに加え本社の会議への参加。年中無休、心休まる日はありませんでした。

これから飲食業界に進もうと考えている方は何事も経験ですが、辛い、自分に合わないと思ったらスパッと辞める勇気だけは持ってほしいと思います。飲食店は星の数ほどあるのですから。

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2017.09.08