お通し・席料・10%チャージがボッタクリ!?本当のボッタクリ居酒屋はこれだよ!

先日、ニュースやSNS等でとある居酒屋がボッタクリじゃないか?といった報道がされていました。

その居酒屋ではお通しの値段は一人500円とまぁよくある値段設定ですが、そのお通しの内容がちと問題だったようです。そしてプラスで10%のチャージやらなにやら乗っていた事もあった為話題になってしまったようですね。

しかし、飲食業界に身を置いている身から言わせてもらえば特に問題は無いと感じる私はおかしいのでしょうか?

金額が高いのがボッタクリというのは間違い!

そもそもボッタクリって何なのでしょうか?

こういったニュースを見ると、ただ単に予想していた金額より高いからボッタクリと言ってるような気がしてならないのです。

そんなに会計を気にするのなら、初めてのお店に行く時は慎重になるべきですし、お通しやチャージの有無、深夜料金の有無、全てを確認すればいいだけだと私は思います。

飲食店の利益率、人件費、労働状況、どう考えてみても10%チャージや深夜料金なんかは全ての飲食店で導入したいとこだと思うんです、、、でもそれが異様な店舗として映るのは安さを売りにしている残念な飲食店が後を絶たないからに他なりません。。。

安そうなお店が高いからボッタクリ?

現在私は、高級店をプロデュースしているのですが、お客から高い!なんて声を聞いた事はありません。

そもそも、安く飲めるのを第一に考えてるお客を相手にしてませんし、高級店はその層が入れない雰囲気と店構えをしなくてはなりませんから。

その分、一人一人に最高のサービスが求められますから大変ですが、お客さんから学ぶ事も多く勉強になる毎日を過ごしています。

そういえば高級店を経営していて、勢いに乗ってテレビに出たばっかりにお店の客層が変わり閉店してしまった方もいましたね。。。あれは可哀そうでした・・・正直私も彼と同じ気持ちだったので、商売の難しさを感じましたよ。

本当のボッタクリ居酒屋を教えます

私が考える本当のボッタクリ飲食店とは、、、安いお店です。

「えっ」って声が聞こえてきそうですが、言い間違いではありません。安いお店こそがボッタクリ店だと私は思います。

むしろ安いお店が優良店だという利用者の考え方が私は一番怖いですよ。。。

先ほども言いましたが、飲食店は利益率が非常に低い商売です。年々上がる材料費、人件費、広告費、そして数々の消耗品。普通に考えればその分、料金に乗せなくては商売はやっていけません。。でも安さの価格競争をしている・・・この怖さが分かりますか??

コース料理1980円にプラス980円で飲み放題

こんな居酒屋よく見かけますよね。幹事さん大喜びのメニュー構成です。

3000円で料理に飲み放題が付いてくれば安いですもんね。

でもお店側はこれで儲かるのだろうか?って話なんです。私は普通に商売してたら儲からないと思います。危ない橋を渡らない限りはね。

そう。安くていつも混んでるお店安心・安全では無いって事です。

安さを売りにしているお店は危ない橋を渡っている

3000円で料理のコースに飲み放題付けて利益が出るって事は、相当上手くやっている訳です。

家賃などの固定費は削れませんね。人件費も削って削ってやっていますが、今のご時世人件費を削っては誰も飲食店では働いてくれません。むしろ昔より好待遇になりつつあります。

じゃぁ何を削りましょう。

そりゃ~材料費ですよね。それしか削るとこないですから。

そしてこれは、あくまで聞いた話。都市伝説、噂話だと思って聞いて下さい。

ある安さをウリにしているお店では、利益を出す為に、仕入れている食材、飲料全て賞味期限ギリギリ、スレスレを仕入れていると。。。

卸す側も破棄するのなら、少しでもお金になればいい訳ですから安く売りますよね。

お客からしてみれば、出された料理や飲み物の賞味期限なんてものは分からないですから、飲食してしまえば真相は闇の中です。

でも、思い出して下さい。中には危ない橋を渡りすぎて、事故を起こした飲食店を覚えていませんか?

そういえばあのお店も安さをウリにしたお店でしたね。

最後に

私が言いたいのは、安い飲食店優良店ではないって事。そして安さの裏には何かがあるって事です。

もちろん身を削っていいものを安く提供している飲食店も数多くありますよ。ただそれは昔ながらの夫婦で頑張っている個人店って感じが私はします。

飲食は口に入れるものです。安いってだけで食いつくのはいかがなものでしょうか。。