【食べログ裏話】グルメレビュアーが信用出来ない理由!接待・金銭・企業口コミ・・・

飲食店を経営する上で最も重要な事、集客。

ひと昔前であれば、雑誌や人から人への口コミによってお客を増やしていく事が当たり前でした。

しかし、今はSNSやグルメサイトが主流。口コミ一つで、流行りを作り出す事も出来ます、そして逆に一つの口コミでお店を閉店させてしまう事だってあります。。。

今回は、飲食店を経営する側が目の当たりにした、グルメサイト口コミに関する事例をいくつかご紹介したいと思います。

① 自社による口コミ

はい、、この手の口コミはもう溢れまくっています。

その名の通り、自分の仲間達で自分達の店の口コミを書いているケースです。複数飲食店を経営しているところなんかは特にやっている印象がありますね。レビュアー名の横に何件そのレビュアーが口コミを書いたか出ていますが、評価した件数が数件でなおかつ高評価ばかりともなると、仲間がアカウントを作らされて評価させられた可能性が高いでしょう。

とくに新規オープンなのに、口コミ件数が多いところは自分達で口コミを書いている可能性がマックスです。

② 美食家、グルメレビュアーよる口コミ

まぁこれは、飲食店にとってプラスになる事もあれば、ただただ迷惑な話だったりもします。

というのも例のトイレ芸人さんじゃないですが、顔出ししている方に関しては、来店したらどの店も最高のサービスと食材を提供するしかないのです。

舌がどうこうじゃなく、飲食店を利用する層に少なくとも影響を与える存在ですから店側も変にサービスしがちになるんです。中には過剰な接待まで行う店もありますから、個人的には顔を出している美食家、グルメレビュアーの意見は全く参考にならないと思っています。

まぁ実際、食べログの有名レビュアーも接待を受けて高評価の口コミを提供するなんて事もバレてしまいましたからね。本当に、お店の評価、料理の評価をするのであれば顔がバレていては出来ませんというのがお店側の本音です。

③ 口コミを商売にしている裏の口コミレビュアー

これこそ現在の食べログ最大の闇です。

食べログの評価(星)を熟知したプロの集団(会社)が存在します。

その地域に特化したレビュアー、焼肉、寿司、天ぷらなどジャンルに特化したレビュアーなど多くのアカウントを抱え、確実にお店の星を上げる事が出来ます。

 

ちなみに、自分で食べログの評価を上げようとしてもまず上がりません。そのレビュアーがどの地域でよく食事をしていて、どのジャンルを好むのか、どのくらい飲食店を利用しているのかなど色々な条件があるのです。

裏話ですが、とある有名なレビュアーは運営に怪しいと判断されたのか、毎日のようにお店を評価していますが、アカウントに全く力が無く、全く星に影響がない有名レビュアーもいるんです。

 

実際、私がやっていたお店にも星いりませんか?と営業に来た事があります。

話を聞いてみると、実際、星に影響を与えるパワーレビュアーをお店に派遣し料理を食べ、写真を撮り、その後口コミを書くという事でした。

数週間で点数が上がりますよ〜って言ってましたね。

個人的に飲食店を食い物にする商売は大嫌いなので断りましたが、簡単に集客出来ると飛びつく店も多いだろうなと感じました。(ちなみに口コミ一件◯◯万円)

最後に・・・

まぁ何が言いたいかというと、飲食店は少ない利益、重労働で頑張ってるんだから、食い物にするなって事。飲食店に群がる企業が多くて・・・

余談ですが、実際にあった有名レビュアーとのエピソードを一つ。

そのレビュアーは、どこの風景撮るんですか?と言わんばかりのゴツイカメラを抱えてご来店しました。

いざ、料理を提供するとさぁ撮影タイムの始まり、、、正面、上から、斜めから、手に持って接写など、さらにはメモを取り出し何やら書き出す始末・・・温かいうちに召し上がって下さいと伝えても無視無視、結局5分、10分一つの料理の撮影をして食べ始めました。

後日、口コミを見てビックリ仰天・・・「肉が固めで残念だった」

従業員、呆れてものが言えませんでした。飲食店というのは、提供した時が最高の状態になるように仕上げています。それをダラダラ撮影し、料理が冷めてから食べて評価する。なにが美食家なんだか意味が分かりませんでした。

グルメレビュアー、美食家、そんなものが商売になる事がおかしいと私は思います。本当に美味しいものを知ってる人は食べ方を見れば飲食店の人間ならわかります。

有名店にばかりレビュアーがこぞって現れ、◯◯さんが来店した店についに来れました。最高!なんて口コミをよく見かけますが、人の味覚なんて十人十色なのにみんな仲良く高評価って自分の意見はないのか?不思議でなりません。

口コミが全てを左右する時代、飲食店なら避けては通れませんが、せめて自分の意見で他者に影響されないまともな口コミが出来る人が、少しでも増えて欲しいと願わずにはいられません。