飲食店に限らず、社員やアルバイトに関係なく、お店を辞めるのは責任感があればあるほど悩み、中々言い出せない事と思います。
私も、これまで何人ものアルバイトとの方と一緒に仕事をしてきましたが、ちゃんと理由を言って来月いっぱいで辞めると言ってくれた子、シフトが入っているのにも関わらずバックレ。。そのまま音信不通の子。色々な方を見てきました。
そこで今回は飲食店側目線で円満にアルバイトを円満に辞めるコツを伝授したいと思います。今働いてる飲食店を辞めたい、違う飲食店でアルバイトをしてみたい、そんな方の参考になれば幸いです。
飲食店を辞める理由・言い方
飲食店という商売は年中無休だったり、ランチからディナー営業までだったり、常に誰かが働いていてその中にシフトが入っていると中々辞めると言い出せない雰囲気がありますよね。
近年の人手不足と、客数の減少にる人件費削減によりどこの店もギリギリの人員で営業しているだけにそう思うのは当然だと思います。
ただそこでバックレるという選択を取ってしまうのは誰も得しない悲しい選択になってしまいます。
たとえ辞める事でも、言ってくれるのはお店の人間からすると悲しい話ですが嬉しいものなんですよ。
学生の場合
学生の皆さんは、就職活動までの間などで飲食店のバイトをする事も多いでしょう。
学生の方は、学業を辞める理由にあげる方が多いように感じます。例えば「就職活動の準備の為、お店を辞めさせて頂きたいのですが」「学業が忙しくなり、時間に都合がつかなくなってしまう為辞めさせて頂きます」くらいでいいと思います。
大事なのは、辞める一ヵ月前には言う事ですかね。
飲食店で働いていれば、今日明日で辞めれる状況にない事は分かると思いますし、すぐ人が集まる保証もない訳です。
ただ一ヵ月前に言ってくれれば準備が出来るのでお店としてはありがたいですね。
ただ欲を言えば、飲食店の繁忙期(年末年始、GW,お盆)などは避けてくれるとお店の事を考えてくれてるんだと感じますし嬉しいですね。
フリーターの場合
フリーターの方は学生とは違ってお店からの期待も大きいですし、色々仕事を任せる事も多いので辞めるのには苦労すると思います。
何故ならフリーターの方は生活が掛かっているというのもお店は分かってますし、入るシフトも多くなりますからお店としては辞める事はそこまで予想していない部分もあるからです。
なのでフリーターの方が辞める時に、違う店の方が時給が高い、あのアルバイトと合わないなんて理由だと引き留めに合うのが当然です。
時給が上がればそれでいいなら問題ないですが、辞めたいという決意が固まっているのであれば「違う業種に就職する事にしました」「引っ越す事になりましたので」などもう働けない事をしっかり言う必要があります。
もちろん言う時期は早いに越した事はありません。一ヵ月と言わずに数ヶ月前でもいいくらいです。「年末の繁忙期後に」「GW明けに」なんて早めに言うといいと思います。特にシフトが週5、6入っている場合は言う時期と辞める日をしっかり決めてから店長に言いましょう。
週5、6入ってるアルバイトはお店としては辞められたら困る存在です。引き留める事は必ずするでしょう。だからこそ計画を立て自分の今後が決まっている事を示す事が円満退社へと繋がっていくのです。
最後に
色々書いてみましたが結局正解なんてない事です。どちらにせよ辞める事には変わりませんし理由なんてなくてもいいのかも知れません。
ただ一つ言わせてもらえば飲食店の社員、店長ともなればアルバイトが辞める事に対して正直構えているというのが本音です。
アルバイトは辞めるのは当然ですし、店長は常にその不安と戦っている部分は少なからずあるでしょうからね。だから、いい関係で終われるようにもちゃんと辞める順序を大事にして欲しいなと思いますね。
だって人との出会いって大切なものなんですよ。たとえ社員とアルバイトでもアルバイト同志でも少しの期間でも同じ仕事を一緒した事って今後大切なものになっていくと私は思うのです。
辞めるのを言い出すのは中々勇気のいる事と思いますが決して悪い事ではないので円満に辞めれる事を祈っています。