最初の一杯目くらいは統一しません?飲食店 宴会 あるある

忘年会が終わり、新年会。そしてこの時期から対策を取らないといけないのが歓送迎会。

お店のキャパが大きいほど宴会シーズンは勝負ですから、しっかりと準備をしてミーティングを重ねている事と思います。

今回は宴会シリーズにありがちな飲食店あるあるを一つ。恐らくお店の為になる記事ではありません。ただの愚痴のようなもの(笑)何か対策が立てられればいいんですけどね。

飲食店が忙しい瞬間

飲食店の従業員にとってバタつく瞬間にお客さんの来店、そして退店があります。一組なら問題ないですが、お客さんの来店というのは重なるもの。

お客さんが来店ラッシュともなると従業員はてんやわんや。さらにそんな時に限って帰ろうとしてお会計を急かすお客さんまで出てくると、従業員が足りてない日なんかは最初の飲み物すら聞けない出せない作れないと、まだ飲食店に慣れてない従業員だとパニックになってしまいますよね。

ただ、ホールにとってのピークはファーストオーダーを取り一杯目のドリンクを出すまで。その後は何とか忙しい営業へと戻っていきます。キッチンはその後、一気にくる料理オーダーをこなすので勝負はここからですけどね。

宴会対策

もう少しすると歓送迎会シーズンとなりますが、宴会を取るお店は宴会メニューはもちろん用意していると思います。多くの団体相手にアラカルトメニューでは対応出来ませんからね。

そしてドリンクも飲み放題を付ける形になっていると思います。料理にしてもドリンクにしてもある程度お店主導で運営していかないと、2時間制飲み放題の営業なんて出来ないですから。

しかし多くの団体客が飲食店を利用する繁忙期には、どんなに対策していてもトラブルは起きてしまうものです。飲食店を利用するお客さんのほとんどが飲食店経験者ではないのですから。

ファーストドリンクは迅速に

団体客の場合、全員分のドリンク(例えば40人の団体)だと全員分のドリンクを出して初めて乾杯となりますので一杯目のドリンクは迅速に出さなければなりません。

ファーストオーダーがとりあえずビールで!なんて時はありがたく生ビールはピッチャーで瓶ビールならグラス運ぶだけなので従業員にはありがたいですよね。

しかし、中には従業員泣かせの団体さんもいるのが事実(お店に来てくれてる時点でありがたい事なのは当然です)こちら側の思いとしては出来るだけ早く飲み物を持っていき乾杯して宴会をスタートして欲しいものです。

ただ、一杯目の乾杯のオーダーからバラバラ(泣)お客さんからしてみれば、それが何の問題かは恐らく分からないでしょうね。しかし、それがファーストドリンクの提供が一番遅くなってしまう原因なのです。

もちろん飲み放題メニューとして提示してある以上、何を頼んでももちろんいい訳ですが、40人分の乾杯の飲み物を用意する事を考えたらバラバラに色んな飲み物を頼んだらどうなるか分かりそうなものなんですけどね。(飲み物まだ来ないんだけどとクレームを入れるお客さんは大抵そういう団体さんに多い)

提案

これからの時代、お店が主導でいいのではないかと思います。例えばですけど先ほどのような状況の場合、瓶ビール・ウーロン茶ならすぐ出ますけど、バラバラのオーダーですと15分掛かります。飲み放題の時間も短くなってしまいますがご了承下さい。的なものが一般化する。

折角、お店に足を運んで頂いたので満足してお帰り頂きたいじゃないですか。今のままだと出せないならメニューに入れるなよって話になってしまうので、飲食業界あげてお客さんに分かってもらえたら、さらにいいサービスが出来ると思うんですけどね。