小食派には悲しいお知らせ!飲食店の大盛無料・ドリンクサービスの裏事情

さっそくですが、飲食店を利用する皆さんは何を基準に利用する店舗を決めていますか?

コストパフォーマンスがいい、店内がオシャレ、ポータルサイトの評価が高い、などなど色んな理由があると思います。

ポータルサイトの評価については今までも散々お話してきたのでここでは控えさせて頂いて、今回はコスパのお話をしたいと思います。

でもコスパがいいと言っても色々ありますよね。「この立地でこの価格は安い!」「この料理でこの値段!?」どれもコスパがいいと評価されるものです。

しかし、私が今回お話するのはボリュームのお話。

食べログ 有名レビュアーの接待問題!?高評価飲食店のからくりとは?

2017.06.14

大盛サービス・ドリンク付きはお得なのか?

近年増加したサービスと言えば、「大盛り無料」「ドリンク付き」といった今までは追加料金必須だったものを無料にするといった飲食店が増えています。

飲食店は一人でも多くのお客を集客したい訳です。でも価格はこれ以上は下げれない、、苦肉の策のサービスのようにも見えますよね。

確かにそうです。毎日のようにライバル店が出店し、低価格で料理を提供する悪循環の現在の飲食業界において身を削るサービスは従業員を含め誰も得をしません。

ギリギリの利益で営業している飲食業界はそんなサービスをする余裕は正直無いのです。

じゃぁ何故、ほとんどのお店が付加価値サービスを始めたのでしょうか?

付加価値サービスのカラクリ

例えば「入店時一杯生ビールサービス」なんて張り紙がしてる店で、生ビールいらないからその分安くしてなんて言った方もいるんじゃないでしょうか?

まぁ無理な話なんですが、気持ちは分からなくもないです。

また「サービスドリンク付き」もしかりです。ドリンクはいらないから安くしては通りませんよね。

そこがミソなのです。

つまり全てはメニューや料金に含めて計算しているって事。

「大盛り無料」も同じ事です。価格が大盛りの原価計算によって算出されているって事なのです。(全ての飲食店がそうだとは言ってませんよ。。。)

つまり、サービスのようでしっかり利益計算されている訳ですね。

なので小食派の人からすると、悲しいかな常に大盛り分の金額を払っている事になります。

まぁ普通に考えて、皆がサービスを受けて利益を圧迫するような事してしまっては薄利多売の飲食店とてもとてもやってはいけないですから当然と言えば当然ですが。。。

中には本当に身を削っているお店も・・・

近年、資本のあるチェーン店が乱立し、個人店の減少は止まりません。

ただ、中には創業から値段も変えずサービスを厚くしていっている涙、涙の飲食店もある事を忘れてはいけません。

あの店好きだったのに閉店しちゃった。。。そんな経験誰しもあるでしょう。でも、そう思ってるだけで意外に通ってない場合がほとんどだと思います。

飲食店はお客さんが来てくれればやっていけます。お客さんがこなければ閉店です。

安さやサービスにつられて本当に好きなお店を閉店させてしまうのはもったいないと私は思うんですよね。。