雇われ店長の現実!未来(将来)を見据えての独立、転職活動!

飲食店に限らず、サービス業においてショップの責任者である店長という立場の方は、ほとんどが雇われ店長だと思います。

私も長い事、雇われ店長をやってましたが、やっているうちは分からないんですよね。

毎月の給料は保証されていますし、会社に雇われている安心感か、妙な居心地の良さを感じてしまうのです。

でも『雇われ店長』って何だか嫌な響きですよね?

決してマイナスの言葉では無いんですけどね。。。

雇われ店長

オーナー店長と違い、雇われ店長にはオーナーがいてその会社に雇われているだけに過ぎません。

なので、特別な権限もないですし、自由にお店のお金を使える訳でもありません。

「オーナーはいいよな~。経費でご飯食べたり、旅行行ったり。」なんて思った事はありませんか?

でも、その分オーナーはもの凄いリスクを背負っています。

考えてもみて下さい。見ず知らずの人間にお店を任せる訳です。

飲食店を一店舗出すのにどれだけのお金が掛かるか。。どれだけのリスクがあるのか。。オーナーになる人というのは本当に肝がすわってるんですよ。

その点、雇われ店長はリスクを取らず、少ないけど毎月安定して数十万の給料を貰う道を選んだ人。

収入が少ないのは当然なのです。

雇われ店長のままでいいの?

雇われ店長がゴールでいいんですか?

独立して自分で飲食店を開いて軌道に乗せた人の中には1店舗で月100万の収入を得ている人もいます。

飲食店は給料が安い。

当然です。

全てはオーナー(社長)の為、どんなにお店の売り上げに貢献しても、自分の懐がホクホクになる事はありません。

雇われ店長という道を選んだ時点で、月収100万なんて夢の話なのです。

飲食店でお金を稼ぎたいのなら独立すべき

雇われ店長で、月30万もらえてればそれでいい。って人はそれでも全然問題ないです。色んな人生がありますから。

ただ、年齢の事も考え、いつまでも現場で働けるとは思わない方がいいですよ。

そしてオーナーの立場で考える事も大事です。

オーナーからしてみれば人件費は安い方がいいです。50代になってたいして動けない高給取りより、安く雇えて動ける20代の方が魅力なのですよ。

逆に、お金を稼ぎたい!本気でそう思っているのなら、独立を視野に入れなければなりません。

飲食店を自分で出すというのは、夢のある世界です。

収入も頑張った分だけ自分に返ってきます。(失敗した場合も自分に跳ね返ってきますが・・・)

でも集客方法や年間のメニュー構成など、しっかりと準備に時間をかけて戦略を立てれば、人気店を作り上げる事は十分に可能です。

私の周りにも、自分で飲食店を出して普通に月、自由に使えるお金が50万ある。なんて人いっぱいいますから。

独立の際の注意点

飲食店のオーナーになる!って方ではなく、オーナー店長という場合は少し注意が必要です。

オーナー店長は自分ありきでお店が成り立っているので、体調管理がより重要になります。

もしも大きな病気を患ってしまったら、お店をたたまなくてはなりませんから、気軽に休む事が出来なくなります。

ましてやプライベートの時間。もし家族が出来たら。。。休みたい時に休む事は出来ないのもオーナー店長の辛いところです。定休日が気分次第のお店なんて集客に影響しますしね。(逆に面白いか?)

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2017.03.17

最後に。。。

飲食業界でずっと働くのなら、プライベートの時間が中々取れない事は覚悟しなければなりません。

そして、子供がいる・欲しいなんて方は、飲食業は子供とはすれ違いという事も憶えておいて下さい。

あくまで、私の考えですが「飲食業にしか興味が無い!」「俺は(私は)飲食業で一生働きたい!」みたいな方はいいのですが、そうでもない方は、早めに転職した方がいいと思います。

飲食業で30代、40代まで働いて、やっぱ転職しようと思っても、飲食の経験は飲食でしか通用しないですから・・・

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2017.09.08