不景気不景気と言われている飲食業界。上がる仕入れ金額に低価格戦争と飲食店には厳しい状況が続いています。しかしそうなると気になるのは、従業員の労働状況や給料ですね。
飲食店と言えば『拘束時間が長い』『給料は安い』『休みが少ない』そんなイメージがあると思います。でも拘束時間が短くなっても、休みが増えても、遊びにいけるほど給料に余裕ないよって方も多いのではないでしょうか？
飲食店の求人事情
最近、求人媒体の担当者と打ち合わせをする機会が多く実際に現在の求人の状況を見ているのですが、あくまで個人的に感じる事ですが条件のいい飲食店が多いんですよね。
あくまで求人内容ですよ。実際はどうかは分かりません。
確かに近年の飲食店のイメージはすこぶる悪いので今まで通り募集をかけても応募が来る事はありません。どの店も人材確保に必死です。飲食店では考えられない週休2日、さらには週休3日を打ち出しているお店もありましたし、給料ベースも上がってますね。さらには社会保険に各種手当など、待遇面もひと昔前とは比べ物にならないくらい良くなっています。
これを見ると飲食店も景気良くなってきたんだなと思いそうですが、実際はそこまでしないと人材の確保が出来ないというのが本音のようです。
実際のところは？
私の場合は、後々のトラブルも嫌ですし採用してすぐ辞められるのも辛いので、ありのままのを求人紙に掲載し面接でしっかり条件面も話すのですが、色々話を聞くと話と全然違うなんて事もあるようです。そんな事をして何の意味があるのか？と思うんですが、それでも働き続けてくれれる人がいればお店としてはいい訳ですもんね。
飲食店の利益を考えると社会保険に加入するのも一苦労だと思うんですが。。
ただ、今後週休3日のような飲食店は増えるかもしれないとも思っています。働き方は人それぞれですから。
- 月6日休みなら〇〇万円
- 週休2日なら〇〇万円
- 週休3日なら〇〇万円
こんな求人も目にする事が増えてくるかもしれませんね。
これから飲食業界へ進もうと考えている方へ
求人紙やネットの求人を見ていると、飲食店の求人の多さに驚くと思います。ただ求人広告だけ見てもどこも良さそうに思えてくるものです。
いくら求人の内容が良くなったとはいえ飲食店は大変な業界です。これは変わりません。何故なら飲食店の売り上げは毎月上がっていくものではありませんから。
面接の際しっかり尋ねる事が大事です。聞きたい事は全部聞いて納得出来るまで考える事。最初が肝心ですから。
後は実際、お店に足を運んで見るのもいいと思います。従業員の様子やお店の雰囲気など自分の目で確かめてから面接に臨むなんてのもおすすめです。今では飲食店の就職のサポートをしてくれる会社など求職者には嬉しいものがたくさんありますから利用してみるのもいいと思います。
