【飲食店社員の給料事情】年収500万円は夢!?魅力的なのは20代だけ!?

安月給と言われがちな飲食業界。

飲食店が何故、給料が安いのかは以前書いた事がありましたが、自分も40代を迎えるにあたり年収についてもっと真剣に考えないといけないなぁと感じている今日この頃です。

というのも、飲食店の売り上げ(利益)はいずれ頭打ちになります。店舗を拡大しているうちはいいですが、店舗を縮小、営業時間の短縮などを行い始めたら黄色信号。ましてや数店舗のみの店舗数のとこでは年収500万円なんて夢の世界でしょう。

今回はこれから飲食業界に進もう、この先も飲食業界で働いてて大丈夫か?なんて方に読んで頂きたいと思います。

年収500万円の壁

普通の企業であれば、40代ではこのくらい貰いたい金額ですよね。早い人だと30代、今は10代、20代でも500万円くらい稼ぐよって方も多いと思いますが、飲食店では中々厳しい数字だと思います。

飲食店で数年働いていれば、飲食店ってこんなに儲からないんだぁって事はすぐ気が付くと思うんです。ましてや店長などをやれば数字とにらめっこする時間も増えると思いますので、こんなに頑張って、こんなに休みを削って、これだけ?なんて感じる事も多いでしょう。

一店舗でなんとか出来る問題じゃないですから飲食店は。。

店舗展開、キャパの広い所への移転、スピーディーに進めないと店舗も消耗品みたいなものですから、長い期間運営すればボロが出てきます。結局、修繕、修繕で現状維持が精一杯になってしまうのです。

会社が店舗展開で潤ってきて、本社ポストなり管理職への昇進が見込めるのなら年収500万円への道は開けてきますが、店舗の社員のままでは厳しいでしょうね。

ボーナスって何?って飲食店も多いですから・・・

それでも飲食店へ進む若者が多い訳

これは、飲食店は開業するにも働くにも、一切の学歴も経験も必要がない部分が大きいですね。

「全くの未経験でも月給30万円スタート」

なんて求人広告をよく見かけますが、普通の企業でそんな事まずないですから。

飲食店は給料いいなぁって勘違いしてしまう若者がいるのも無理はないですが、本当のところは「給料18万スタート」では一件の問い合わせもないからに他なりません。

要は入れちゃえばこっちのもの。的な考えが飲食店にはあるのです。採用した人材の何年後の収入なんて考えてませんし、毎年昇給、ボーナス。そんなものなんて求人紙は書かなければ問い合わせがないから書いてるだけだったりもしますから。

なので、初任給は周りの友達より全然高かったのに、数年後の年収は抜かれてるなんて事はよく聞く話です。

だって飲食店は初任給と10年後の給料が全然変わらないなんて事が平気で起こりうる業界なんですから。

飲食店で稼ぐならこれから伸びる企業もしくは独立

飲食店で稼ぐなら独立しかない。と以前は言ってましたが、今の時代中々個人は厳しい時代です。

有名店で働いて、お客さんも持ってる状態での独立なら可能性はありますが、お客も持ってない、見知らぬ土地でなんて状態では失敗が目に見えていますから。

ただ、自分で店を開く場合、普通の飲食店と違い本社やオーナーの取り分が無い分、利益を出しやすくはなるのは事実です。実際、私の知り合いの店は、普段はガラガラで金曜日だけは満席になるくらいのお店でも、結構利益出してますから。儲かる可能性は十分にあります。ただ数字に強くないといけませんけどね。

これから飲食業界に進もうと考えている若い人なんかは、これから伸びるであろう飲食店で働いて、経営のノウハウを勉強しながら、独立と出世、どちらの道も目指せるところへ就職する事をおすすめします。

以前書きましたが、今は求人紙を見てるだけでは会社の内部は見えません。どこも人手不足な為、求人紙には良い事ばかり書いているからです。

私は、「就職」「転職」を仕事を探す所から面接、働いた後のとこまでしっかりサポートしてくれる紹介型求人をおすすめしています。これは、求職者が全て無料な分、お店側がかなりの額を支払います。だからこそ、お店側も真剣なのです。とりあえず雇っとこなんて事はしません。自分にあったお店をじっくり探せるので、将来の事も考えて利用してみてはいかがでしょうか?

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2017.09.08